パーソナルカラーとは、「似合う色」のこと。あなたの肌の色、髪の色、 瞳の色とお顔立ちによって決まります。
あなたの個性を活かし、その魅力を最大限に発揮させる色が「パーソナルカラー」です。
そして、パーソナルカラーは、『春夏秋冬』という四季の名称がついた 4つのグループに分類されています。
これらは各グループ30色ずつで構成されており、それぞれ、「色相」・「明度」・「彩度」と呼ばれる色の三属性と、クリアか濁っているかという「清濁」の特徴が似た色同士で構成されています。
つまり、「パーソナルカラー＝似合う色」は1色だけではなく、「属性が似た色のグループ」になっているのです。
「お店で、モデルさんがつけていた口紅がとても素敵で好きな色だったので、自分もその口紅を買ってみた。でも、いざ家に帰ってつけてみると、「あらっ、何だか顔色が黄色くくすんで見える。。。？？」
こんな経験は、誰もが一度はお持ちなのではないでしょうか？「似合う色＝パーソナルカラー」は、人によって異なります。そのため、他の方がつけていたリップが、自分には似合わないという現象がおきるのですね。
パーソナルカラーは、身に着けるだけで、「誰でも」、「すぐに」、「エステに行くより高い効果」が得られることをご存知ですか？
実は、色にはその属性によって、肌色の見え方に与える効果が決まっています。
そのため、それをうまく利用すれば、「驚くほどお肌に透明感が出たり」、「小顔に見えたり」、「シミやシワが目立たなくなる」など、女性にとって嬉しいメリットがたくさんあるのです。
リップカラーやヘアカラー、そして、お洋服の色を似合う色にするだけで、女性は劇的にキレイに変身することが出来るのです☆
● お肌に透明感がでて、驚くほど美白効果が高い
● 気になっていたシミ、シワ、法令線や、お肌のたるみが目立たなくなる
● フェイスラインがすっきりとし、かなり小顔に見える
● お肌にハリがでてふっくらとし、実年齢より若く見える
● 髪や瞳がきらきらと輝いて、生き生きと見える
● 洋服やメイク用品を選びやすくなり、無駄な買い物がなくなる
● 全体の調和がとれ、洗練されておしゃれに見える
といった、とっても嬉しいメリットがあります。
● お肌がくすんで黄黒く見える
● お肌が青白くなり、不健康で寂しそうに見える
● 赤ら顔になり、野暮ったく見える
● しみやシワ、顔の中の影が目立ち、実年齢より老けて見える
● フェイスラインが膨張して、なんだか顔が大きく見える
● 洋服やメイクの色だけが浮いて、センスが悪い人に見える
● 買ったけれども、結局着ないタンスの肥やしがふえる
といった、とても残念なデメリットがあります。
パーソナルカラーを知ると、今まで知らなかった「本当の美しい自分」に出会うことができます。
きっとコンサルティングが終わった後には、「鏡の中に映るご自分の姿」に、思わず笑顔があふれるはずです。
貴女もこの機会にぜひ、ご自分に似合う色を見つけて、「自分史上最高のキレイ」を手に入れましょう☆
よく『人間は見かけではない。中身で勝負だ』といわれることがあります。
それはもちろんそのとおりなのですが、中身をよく知るためには、その人と多くの時間を共有する必要があります。
例えば、恋愛においても、人はまず好みの外見の人に惹かれ、お互いに好意を持って、そこで初めて「一緒にデートに行く」といった、共有時間が生じるのです。
したがって、第一印象が悪いと、残念なことにその共有時間を持つことができません・・。
第一印象は、出会ってからわずか「6秒以内に決まる」といわれています。その短い時間で、センスやライフスタイルのほとんどを判断されてしまうのです。
では、第一印象とは、どのような要素で決まるのでしょうか？
ある心理学者の研究によると、
といわれています。第一印象を決定づける要因は、「話の内容」はわずか7％にとどまり、「外見」が「約6割以上」をしめているのです。
なかでも、洋服の色は、その人を見たとき、最初に目の中に飛び込んでくるものです。人の印象に強く残り、 特に、「好き嫌いの感情」に大きく影響を及ぼすといわれています。
第一印象がいいと、その後、何をしてもポジティブにとらえてもらうことが出来るため、プライベートでもビジネスでも、大きなアドバンテージを 得ることが出来ます。
似合う色でセンス良くコーディネートし、第一印象をアップすることは、貴方のライフスタイルを「女性としてより豊かで 幸せなもの」へと大きく変えていくことにつながるのです。
パーソナルカラーでは、似合う色を『春・夏・秋・冬』という四季の名称がついた『4つのカラーグループ』に分類しています。
お客様からよく、「私は何色が似合いますか？」というご質問を、最初に頂くのですが、実は似合う色は1色だけではありません。似合う色は、傾向の似た30色のグループになります。
例えば、ピンクといっても色々なピンクがありますね。 青みのあるローズピンクや、ショッキングピンク、黄みのあるコーラルピンクや、サーモンピンク・・。
パーソナルカラーでは、同じピンクでも、どのようなピンクがお似合いになるか、また同じ赤でもどのような赤が、どのような青が、どのような緑が、 どのような黄色がお似合いになるのかが、問題になってきます。
そこでまず、パーソナルカラーでは無数の色を、大きく次の2種類に分類しています。
そして、これらをさらに明度（色の明るさ）、彩度（色の鮮やかさ）、清濁（クリアか濁っているか）で、それぞれ2つに分け、計4種類に分類しています。
Sprigタイプの方は、肌がアイボリー系で明るく、髪や瞳がライトブラウン系でキラキラと輝いています。
いつまでも若々しく、キュートな魅力溢れる、かわいらしいタイプの方が多いグループです。
肌：明るいアイボリー系。ピンク系の方も。
髪&瞳：黄みのライトブラウン系。 色素が明るいのが特徴。 ヘアカラーはゴールドブラウン、イエローベージュ、 オレンジ系のカッパーがおすすめ。
【Springタイプの芸能人】
藤田二コル、本田翼、上戸彩、蛯原友里、君島十和子
● Springカラーが似合う場合→血色が良くなって肌にツヤとハリがでる
● Springカラーが似合わない場合→肌色が黄色くなって顔が大きく見える
ピーチやパステルイエローグリーンなどの、明るい色がお似合い。
ブラウンなら、黄みのアーモンドブラウンの濃淡で。
ライトオレンジ、ピーチピンク系で血色をプラスして。
オレンジ、ピーチ、コーラルピンク系のキュートなカラーで 可愛らしい印象に。
①オフィスシーン
ベージュ×ブルー系の濃淡でさわやかに。
ターコイズのカットソーにベージュのジャケット。
オフィスらしくスカートはネイビーをセレクト。
靴やバックはキャメルやベージュ系を合わせて。
②デートシーン
可愛らしくピンク系の濃淡をセレクト。
アプリコットのトップスにコーラルピンクのスカートをプラス。
小物にアップルグリーンを合わせて若々しくキュートな印象に。
靴やバックはベージュやローズグレーで♪
③ショッピングシーン
華やかな赤をメインカラーにしてアクティブな印象に。
クリアオレンジレッド×クリームイエローで活動的な中にも可愛らしさをプラス。
靴やバックのブラウンでコーディネートを引き締めて☆
春のお花畑を連想させる、明るく透明感のある色がお似合いになります。
オレンジやイエロー、黄緑といったビタミンカラーも、フレッシュな印象で素敵です。
ジャケットやコートなどは、ベージュやキャメル系が、貴方の明るい髪や瞳の色をより一層引き立てます。
くすみのある色や、暗く重苦しい色は苦手ですので、注意しましょう。
特にタークグレー系やブラックは、せっかくの貴方の透明感を消してしまうので、避けた方がbetterです。
Autumnタイプの方は、肌がオークル系で中～低明度の健康的な明るさ。髪や瞳は深みのあるダークブラウン。
シックで落ち着いた、大人の女性らしさを感じさせる方が多いグループです。
肌：オークル系で落ち着いた肌色。頬に色味がなくマットな質感。
髪＆瞳：黄みのダークブラウン。瞳は緑っぽい方も。ヘアカラーは暗めのナチュラルブラウンや 緑みのマットカラーがおすすめ。
【Autumnタイプの芸能人】
川口春奈、中村アン、北川景子、田中 みな実、内田 有紀、
● Autumnカラーが似合う場合→血色が良く肌がなめらかに見える
● Autumnカラーが似合わない場合→黄ぐすみして暗く見える。肌がたるんで見える。
ゴールドやカーキなど、スモーキーで深みのある色がお似合い。
ブラウンなら、黄みのコーヒーブラウン系で。
少しくすんだサーモンピンクや、オレンジ系ベージュのニュアンスカラー。
ベージュやブラウンレッドなど、黄みで落ち着いた色合いで女っぽく。
①オフィスシーン
ブラウン×くすみブルーで落ち着いた印象に。
ティールブルーのニットにブラウンのパンツで大人っぽく。
靴やバックなどの小物に、バニラホワイトを散らして、抜け感をプラス。
②デートシーン
深い赤のワンピース＋ブラウン小物で女っぽく。
ブラウニッシュオレンジののワンピースに、ブラウン系の小物をプラス。
ラグジュアリーでクラシックな印象に仕上げて。
③ショッピングシーン
イエロー×ブロンズで、大人のアーバンカジュアルを演出。
こっくりしたゴールドのシャツに、ブロンズのワイドパンツ。
キャメルのサンダルを合わせて、こなれた印象に。
同系色のドミナントカラー配色は、いつだって頼れる存在。
秋の紅葉や、実り豊かな大地を思わせるリッチで深みのある色がお似合いになります。
ブラウンやモスグリーン、深みのあるオレンジやレンガ色は、貴方の肌を艶やかに、より美しく見せてくれます。
ジャケットやコートなどは、ダークチョコレートブラウンで「洗練された大人の女性」を演出しましょう。
ショッキングピンクやブルーレッドなど、「青みの強い色」は苦手ですので注意しましょう。
また、ブルーグレーなども、色だけが浮いてしまいます。
Autumnの方は、瞳や髪、肌の色が濃い目の方が多いので、パステルカラーもできれば避けた方がbetterです。。
Summerタイプの方は、肌がピンク系で明るく、髪・瞳がソフトなブラックか赤みのダークブラウン。
ソフトで、エレガントな印象をお持ちの方が多いグループです。
肌：明るいピンク系。色白でバラ色の頬が特徴。
髪＆瞳：赤みのダークブラウン系やソフトなブラック。
ヘアカラーは暗めのピンクブラウンや ラズベリーレッドがおすすめ。
【Summerタイプの芸能人】
綾瀬はるか、石原さとみ、松島菜々子、吉田洋、石田ゆりこ
● Summerカラーが似合う場合→肌に透明感がでて、洗練されて見える
● Summerカラーが似合わない場合→青白く、寂しい印象になる
ベビーブルー、ラベンダー、パウダーブルーなど 優しいパステルカラーがおすすめ。
ブラウンなら、赤みのココアブラウン系で。
明るいローズピンクや、スモーキーな青みピンクがお似合いです。
青みのローズピンクや、モーブピンク、 ラズベリーレッドが フェミニンで素敵です。
①オフィスシーン
ライトブルー×ラベンダーで品よく好感度アップ。
優しいパウダーブルーのトップスに、ラベンダーのスカート。
サマーらしいふわっとしたソフトな配色。
足元は、洋服とトーンオントーンになるようにネイビーで引き締めて。
②デートシーン
ペールトーンの反対色を合わせて、ロマンチックに。
ペパーミントグリーンのブラウスに、ベビーピンクのスカート。
小物でちょっと強めのオーキッドを散らせば、フェミニン度がぐっとアップします。
③ショッピングシーン
白＋ブルーで、さわやかで軽快な印象に。
少しソフトなブルー系の濃淡に、オフホワイトのパンツを合わせて。
靴やバックも明るめのローズベージュや、シルバーがおすすめ☆
冬はココアなど、赤みのブラウンを合わせてもOK。
紫陽花の花の色に代表されるような、やわらかで上品な色がお似合いになります。
色が白く頬に赤みのある方が多いので、ラベンダーやローズピンク、 スカイブルーといった、パステルカラーがとてもお似合いになります。
ジャケットやコートなどは、やや青みのはいったブルーグレーでノーブルな印象に。
ココア色などのやさしいブラウンも繊細で素敵です。
お顔立ちが優しい方が多いので、あまり強すぎるビビットカラーは、色だけが浮いてしまいます。
また、暗すぎる色や、オレンジ・キャメル等の「黄みの強い色」も苦手ですので、選ぶ際には注意しましょう。
Winterタイプの方は、肌タイプはバリエーションがあり、ピンク系で明るめの方も、暗めの方もいらっしゃいます。
また小麦色で健康的な肌や、やや黄みが強いオリーブ系の肌の方も見られます。髪や瞳が真っ黒で強い印象なのが特徴です。
お顔立ちもはっきりとしていて、シャープでモダンなイメージの方が多いグループです。
肌：ピンク系で色白または暗めの肌色。 黄みの強いオークル系の方も。
髪＆瞳：強めのブラックか、赤みのダークブラウン系。
白目と黒目のコントラストが強く、目力がある。
ヘアカラーはバイオレットやレッド系、ブルーアッシュなどがおすすめ。
【Winterタイプの芸能人】
広瀬すず、中条あやみ、菜々緒、黒木メイサ、小池栄子
● Winterカラーが似合う場合→華やかですっきりして見える。凛とした印象になる。
● Winterカラーが似合わない場合→色だけがギラギラと浮いて見える。
アイシーバイオレットやシルバーグレー、ネイビーなどシアー＆ダークな カラーがおすすめ。
ブラウンならワインに近いボルドー系で。
華やかなローズピンクやショッキングピンクがお似合いです。
青みのローズレッドやワインレッド、 真っ赤なルージュでドラマティックに。
①オフィスシーン
モノトーン＋ネイビーできりっと「できる女」を演出。
真っ白のシャツにネイビーのジャケット。
黒のスカートを合わせてスタイリッシュな印象に。
②デートシーン
マゼンタのニットで甘すぎない可愛さを。
目の覚めるようなマゼンタのトップスにグレーのスカート。
靴やバックにはチャコールグレーを使用して大人っぽさとクールさをプラス♪
③ショッピングシーン
ヴィヴィッドグリーン×白でハンサムかっこいい女に。
真っ白なニットにグリーンのロングスカートのコントラスト配色。
ネイビーを合わせて、凛としたこびないカッコよさを演出。
真っ赤やロイヤルブルーなど、濁りのないはっきりとしたヴィヴィッドカラーが得意です。純白、グレー、 黒といったモノトーンが非常に良くお似合いになります。
鮮やかで、コントラストがきいた配色がお勧めです。
ジャケットやコートなどは、黒やメタリックシルバーなどで、スタイリッシュに決めて。
モードを取り入れて、クールビューティーを目指しましょう。
濁った地味な色は苦手です。
また、オレンジやゴールド等の黄みの強い色も、髪や瞳の色とぶつかり浮いてしまいますので、避けた方が良いでしょう。
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出典『パーソナルカラー×骨格診断別 似合わせBOOK』(サンクチュアリ出版)
イラスト : ヤベミユキ
